Epic Conquest 2 もXUnity.AutoTranslator で日本語化出来た

#2024/02/22

前回に引き続き、Unity製ゲームをXUnity.AutoTranslatorで日本語化していきます。今回も初心者向けの記事になっていないかもしれません。可能な限り頑張って記載してます。

まず、全てのUnity製ゲームをXUnity.AutoTranslatorで日本語化出来る訳ではありません。そして、どのゲームがUnity製ゲームなのか見分ける方法も簡単に解説します。私よりも既に解説している人がいるので、検索してみてね。


①Unity製ゲームの見分け方

色々方法があるのですが、一番簡単なのはSteam DBというサイトを利用するのが一番楽です。Steam DBというサイトは、Steamで販売されているゲームの過去最安値などの情報を調べる事が出来るサイトです。以下にURLがSteam DBのサイトです。

Attention Required! | Cloudflare

以下のような画面になっています。青線で示した場所にゲームのタイトルを入力します。

「Epic Conquest 2」を調べてみます。赤線で示した場所をクリックすると、ゲームの情報が表示されます。

以下のような画面が表示されます。色々な情報が記載されていますが、今回は赤線で示した場所にある「App info」をクリックします。

赤線で示した場所に「Detected Technologies」という項目あり、この欄にゲーム開発に使用されている開発環境が記載されています。この欄に「Engine.Unity」というワードがあれば、このゲームはUniyで製作されているという事です。

②Epic Conquest 2 にXUnity.AutoTranslatorをインストールする

前回、MelonLoaderを使用しました。MelonLoaderでは、手動でインストールするソフトのバージョンやライブラリを選択する事が出来ました。今回は自動でインストールしようと思います。以下のサイトから、ダウンロードします。

Releases · bbepis/XUnity.AutoTranslator
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赤線で示した「TMP_Font_AssetBundles.zip」と「XUnity.AutoTranslator-ReiPatcher-5.3.0.zip」をダウンロードして解凍します。

「TMP_Font_AssetBundles.zip」を解凍すると以下のようなファイルになります。

「XUnity.AutoTranslator-ReiPatcher-5.3.0.zip」を解凍すると以下のようなファイルになります。

「arialuni_sdf_u2018」「arialuni_sdf_u2019」と「SetupReiPatcherAndAutoTranslator.exe」をゲームがインストールされている以下のフォルダにコピーします。

コピー先:<Inst_Path>\Steam\steamapps\common\Epic Conquest 2
<Inst_Path>:Steamクライアントインストール先

この状態で「SetupReiPatcherAndAutoTranslator.exe」を実行させます。
すると、以下のような画面が表示されます。この画面は、Steamクライアントがインストールされている環境によって変わります。取り合えず、一番最後の行に「Setup completed. Press any key to exit.」が出ていれば成功しています。

すると、ゲームのインストール先が以下のように変更されます。赤線で示した「EC2(Path and Run)」っというショートカットを実行すると、なんか一瞬処理を行っている画面が表示されたと、ゲームが起動しますので、直ぐに終了させます。

すると、ゲームをインストールされている先が以下のように変更されています。すると「AutoTranslator」というフォルダが作成されています。このフォルダが作成されている場合、「XUnity.AutoTranslator」に対応しているので、日本語に翻訳して貰えます。もし、別のゲームで「XUnity.AutoTranslator」をインストールしようとしている人は、ポイントです

この「AutoTranslator」のフォルダの下に「Config.ini」というファイルがあるので、このファイルを修正してください。変更点は以下の箇所です。

以下の設定で、英語を日本語に変更するように指定してます。

[General]
Language=ja
FromLanguage=en

以下の設定で、最大で2000文字までの文字(文章)を翻訳するように変更しています。

[Behaviour]
MaxCharactersPerTranslation=2000

以下の設定で、使用するフォントファイルを指定しています。

OverrideFontTextMeshPro=arialuni_sdf_u2018
FallbackFontTextMeshPro=arialuni_sdf_u2019

以上で、インストール終了です。この状態でゲームを起動すると、英語が日本語に機械翻訳してくれます。

ゲーム内も機械翻訳ではありますが、日本語になるのでなんとな~く意味が解ります。また、あらかじめゲームを日本語化しているのではなく、Unity製のゲームで英語で文章を出力する際に日本語に翻訳しているので若干のタイムラグがあります。まぁ英語の勉強だと思って頂ければ全く気になりません。

他のUnity製のゲームも日本語に出来るか3作品チャレンジしましたが、このゲームは「XUnity.AutoTranslator」をインストールして動作させる事が出来ました。色々と条件があるみたいで、開発環境がUnity製だけのゲームでも、ダメな場合がありました。

「Epic Conquest2」今は無料でプレイ出来ますが、私はお金払って購入しました。日本のRPGに強く影響を受けた人達が製作したゲームで、無料にしておくのはもったいないゲームだと思います。この記事を読んでプレイする人が増える事を願っています。

以上です。

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